歯の数とアルツハイマー型認知症が密接に関係のあることが厚労省と日本歯科医師会 日本歯科総合研究機構の間で共有してるデータベースの結果から判明したと今年の5月に発表されました。
以前からこのブログでもたびたびお伝えしてあるように奥歯で咬めなくなると、アルツハイマー型認知症のリスクが高くなりますと診療室でもご説明してきました。
今回の発表は僕ら歯科医師サイドでは常々わかっていたことの裏づけがとれたと言えます。
20-28本の歯が有る人を1とした場合、10-19本の歯が有る人は1.11倍、1-9本の歯が有る人は1.34倍も医科の受診でアルツハイマー型認知症と診断されていました。
一方、視点を歯のない数で見てみると歯のない数が1-13本の人を1とすると、歯のない数が14-27本の人では1.4倍、28本ない人では1.81倍もアルツハイマー型認知症のリスクが高いとなってます。
今後も医科歯科連携によるたくさんの紐付けデータがでてくると思われますのでその結果を注視したいと思います。