糖尿病は微小血管、つまり歯ぐきに多く存在する細い血管に影響がでやすくなります。歯の周りの歯周組織には毛細血管がたくさんあるため血管炎の起きる糖尿病に罹患すると歯周病の悪化を助長してしまいます。
歯周病が進むと、歯がぐらついたり抜けたりしてうまく食べれなくなります。そこで食べやすい軟らかいものばかり食べたり、あまり咬まずに食べたりしてしまいがちです。
軟らかい食べものは歯垢(プラーク)が歯につきやすく悪循環に陥りやすくなります。歯ごたえのある野菜などの線維性の食べものは食後高血糖を抑えるという効果が期待できるので積極的に摂ると良いでしょう。